こっしーのドリーム図書館

こっしーのドリーム図書館

本の要約と感じたことを発信しています。

強い組織とはなんなのか。

こんばんは。どうも越川です。

 

 

久しぶりのブログですね。

これからまた本格的に再開していきますので

よろしくお願い致します。

 

 

さて、今日の本は「秘密結社Ladybirdと僕の6日間」という本です。

 

f:id:sepatakuro-0207:20170531001756p:plain

 

さて、何故この本を読もうと思ったのかと言うと

紹介です。

 

この本には組織の事でめちゃめちゃ勉強になるから

読んでみろとのことでした。

 

そして著者が喜多川泰さんということもあり

ちょっと気になったので買ってみました。

 

この本は小説なので

まずは内容から参りましょう。

 

 

あらすじ

 

そもそもLadybirdとは何なのか。

Ledybirdとはドラマのタイトルで

主人公颯汰の父親である信一が好きなドラマでした。

 

その為、颯汰も父親の影響でよく見ていたドラマでした。

 

物語は夏休み真っ最中。

 

f:id:sepatakuro-0207:20170530163153j:plain

 

 

颯汰は現在書道部に所属している高校3年生です。

もともと中学の時は水泳をやっていて、

そこそこの成績は収めましたが

途中で投げ出し、高校では書道部に所属しています。

 

 

 

颯汰は勉強もスポーツも中途半端で

ダラダラ夏休みを過ごしていました。

 

カエル, ソファ, リラクゼーション, 残り, おかしい, かわいい, フィギュア, 懸念, 楽しい, 甘い

 

そして颯汰は昼食を食べる為に外出をしました。

外は蜃気楼が舞っている炎天下でした。

セミがジンジンと鳴き、灼熱の太陽が照り付ける中

必死に自転車をこぎ、ダラダラ流れる汗。

 

 

中学までは水泳をやっていたものの、

高校は書道部なので体力はだいぶ落ちています。

その為、すぐに体力の限界が。

 

目の前がクラクラし始め、意識は朦朧・・

 

 

バタン。

 

 

f:id:sepatakuro-0207:20170530163730p:plain

 

 

颯汰は熱中症で倒れてしまいました。

 

・・・

 

・・・

 

 

目を覚ましてみると何とそこはバーでした。

 

 

f:id:sepatakuro-0207:20170530164229j:plain

 

どうやら誰かが助けてくれて運んできてくれたらしい。

 

 

しかし、そのバーは見たことがある景色。

 

そうです。

 

 

あの父親が大好きなドラマ

「Ladybird」

で登場するバーだったのです。

しかもドラマに登場しているメンバーがそこに勢ぞろい。

 

Ladybirdとはタイトルにもあるように

ドラマに登場しているメンバーで構成された

秘密結社の名前だったのです。

 

 

まさにテレビで見ていた世界が

目の前で再現されていました。

 

この物語は颯汰がLadybirdのメンバーから

強い組織とは何なのか。

たった一度の人生でどのような生き方をしていくのか。

 

といったことを学んでいく物語です。

 

あまり物語の内容は重要ではないので

ここらへんにしておきます。笑

 

 

Ladybirdのメンバー

 

ではその秘密結社LadyBirdとは

どのようなメンバーで構成されているのでしょうか?

 

 

【メンバー一覧】

 

保科希世子 国民的有名女優

御堂 哲  Ladybirdのバーテンダー、有名な読書ソムリエ

本庄 和宏 大手都市銀行支店長

篠宮香代子 女子中高生に人気のブランドを立ち上げたオーナー

田代 漸登 ベストセラー小説家

熊谷 謙治 熊谷建築デザイン事務所社長

二階堂 肇 注目の若手映画監督、Ladybirdの発案者

 

 

錚々たるメンバーですよね。

 

しかし彼らはこのような成果が出てから

組織を作ったわけではありません。

 

 

Ladybirdは彼らが中学生の頃に結成されました。

 

ではこのメンバーはどのような意図で、

どのような目的で集まったメンバーなのでしょうか?

 

 

Ladybirdを創立した二階堂肇はこう言っています。

 

1人の力で持ち上がらない大きな夢も7人の力でなら持ち上がる。

1人が精いっぱい力を出しても一生動かせないものが

7人が力を合わせれば短い時間で

全員分の夢を動かせるんじゃないか

 

 

つまり1人では成し遂げられないものを

7人でなら成し遂げることが出来るのではないか

ということで結成されたのがこのLadybirdです。

 

f:id:sepatakuro-0207:20170531000707p:plain

 

 

組織を作る際にこのような事を教わりました。

人は一人では成しえないものを成し遂げるために組織を創る。

だから組織というのは共通の目的がある集団。

 

Dart, ターゲット, 目的, 矢印, 目標, ポイント, フォーカス, ポインティング, 目指してください

 

チームとグループの一番の違いは

共通の目的があるかどうか。

 

 

この組織の目的はお互いの夢を実現する為。

ワンピースと同じですね。

 

 

したがって、組織というのは

お互いの夢や成し遂げたい志を知っておく必要がありますね。

 

 

何故ならそのお互いの夢や志を実現させるための組織ですからね。

それが共有されていなければ組織の意味が無い訳です。

 

 

Ladybirdとは

 

先程もお伝えしたように、

Ladybirdは中学生の頃に結成されました。

 

そして大きく動いたのはみんなが大学生になった時の話。

 

大学生になった時は肇、謙治を除いて

大学生活を満喫していました。

 

サークルやバイトに没頭する日々。

 

ある時、またみんなで集まろうとなりました。

 

そこでメンバーの謙治がある挑戦をしていたことを

肇が話します。

 

謙治は自分の将来の夢である父親の会社を継ぐため

必死に勉強をし、彼の学校からは

かなり難関とされていた学校に合格しました。

 

 

それを見た肇は刺激され、

「今度は俺の番だ」

と意気込んでいました。

 

そして肇は他のメンバーにこのような事を言いました。

 

例えば俺が、今のまま死に物狂いで頑張って

ここに居る誰よりも早く夢を実現して

映画監督になるよね。

 

その時に希代子ちゃんが無名の女優さんだったら

自分の映画に抜擢するか、漸登が小説は書いているけど

まだデビューしていないとしたらそれを

脚本に映画を撮るか・・・・・

 

俺は断言するが、そんなことはしない。

 

だから俺は映画監督になる為に

誰かの力を借りようとなんて思っていない。

 

例えば希代子ちゃんが有名女優になっても

その口利きで映画監督になろうとなんて思っていない。

 

 

俺たちが創りたいのは誰かにぶら下がろうって

考え方の弱い人間が集まる集団じゃない。

一人一人が自分の力だけで他の人よりも

大きなものを持てるだけの力を磨いた奴が集まる強い集団なんだよ。

 

 

つまりこれは

7人の力で1人で持ち上げられるものを持ち上げるのではなく、

1人1人が1人で持ち上げられる力を付けた状態で

7人が集まって初めて達成されるもの。

 

だからまずはそれぞれが本気になって

自分の持ち上げられる力を付けること。

その時の皆の力が集まった時、

本当に強力な力となる。

 

f:id:sepatakuro-0207:20161210212724j:plain

 

その言葉に対して他の5人は

何も言い返すことが出来ませんでした。

 

 

すると

「何か私ずるいかも」

と紀代子が言い始めました。

 

「自分のやるべきことはやらないで、

自分は成長の為の努力はしないし、

みんなの夢を助けることは出来ないけど、

みんなは私の夢を助けてよねって。

 

実際に自分もメンバーの一員として他の人を助けるだけの

力を付けなければならないって分かっていたら

ちょっと面倒くさくなって、そこから逃げようとしている。」

 

この言葉は今の僕にはすごく刺さりました。

 

 

今お蔭さまで多くの環境に所属させていただいていますが

結局、選択と集中が出来ておらず

中途半端になってしまっている現状です。

 

だからまずは自分にしかできないこと。

自分だからこそできることを身に付ける。

 

という訳で今所属している学生団体を

一時的に離れることにしました。

 

肩書としては副代表ですが。

 

結局多くの団体に所属していれば

多くの人と人脈を持つことが出来る。

それに依存するがあまり、

多くの人脈を中途半端に作っておけば

返ってくるものが大きいのではないか。

 

f:id:sepatakuro-0207:20161203131626j:plain

 

というスタンスで挑んでいたのが正直なところです。

 

完全に自分の事しか考えていませんでした。

 

個々の組織に所属すれば自分も

このような人たちみたいになれるのではないか。

この人達と過ごしていれば

自分は成功できるのではないか。

 

f:id:sepatakuro-0207:20170131181000p:plain

 

ってことばかり考えていました。

 

完全にベクトルが自分でしたね。

 

しかも与えられてばかりの生活も嫌だったし、

中途半端に関わることは誰も得をしないので

この3か月はブログとChangeにフルコミットします。

 

そっちの方がChangeに与えらえるものも大きいし

今の団体にも返せるものも大きいと思うし

何よりも今はこっちの方がワクワクしているから

こっちの選択肢を取ります。

 

しっかりと自分の為にもお世話になった人の為にも

自分の力を付けていきます。

 

 

どのような力を付けるの?

 

ではブログでどのような力を付けるのか?

 

 

それは本の中身を1つ実践してみるという事。

 

例えば今回の本であれば組織を離れるという事。

直接この物語で組織を離れることが

書いてあるわけではありませんが、

 

他の組織にしっかりとコミットする為には

まずは何かを捨てること。

 

何かを得る為には何かを捨てなくてはなりません。

酸素を吸う為には二酸化炭素を捨てなくてはなりません。

ご飯を食べるにはお金を払わなくてはなりません。

 

今の状態は色々な空気を吸ってしまって

吐くことが出来ていないため、

苦しくなってしまっている状態です。

 

 

だから組織を離れる選択をしました。

 

という感じで

本の内容で使えるものを

1つは必ず実践するという事です。

 

それが

ノウハウでもいいし、

考え方でもいいし、

文の表現方法でも何でもいいと思っています。

 

そこで初めて本を読んだ意味がある。

 

知っているだけでは意味がありません。

だから実践してみて初めて価値がある。

それを最近になって気が付きました。

 

だからこれからのブログは

常に行動ベースで新しいアクションを起こしていく

ための情報収集として使っていきます。

 

 

最後に

 

いかがでしたでしょうか。

小説はあまり物語を述べることが出来ないので

この程度にしています。

 

結論。

強い組織と

は一人一人が依存している人がいるのではなく

一人一人が目的を持って、

お互いがお互いの夢を応援できる組織

なのかなって思いました。

 

 

是非この本はおすすめなので読んでいただきたいと思います。

 

 

では今日はこの辺で!!

 

こっしー