こっしーのドリーム図書館

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本の要約と感じたことを発信しています。

個人的に思う世の中の本質を読み解ける理論

こんばんは。どうも越川です。

 

そしてあけましておめでとうございます!

 

早いものでもう2017年ですね。

今年は「発信者」をテーマに過ごしていきます(^^)

よろしくお願い致します!!

 

 

さて、今日の本は、

ビジネス選択理論能力検定3級です。

 

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え、検定?

と思ったと思いますが、

 

そうです。検定です。

 

まさか検定対策本を要約する時が来るとは思いませんでしたが。笑

 

では何故この本を読もうと思ったのかというと、

僕の人生を変えてくれたのがこの選択理論でした。

そして、僕が生涯伝えていきたい内容がこの選択理論に

当てはまるところが多かったので、

まずは選択理論の基礎を学びたいと思い、読みました。

 

 

では要約参りましょう!!

 

 

要約

 

選択理論って何?

 

そもそも選択理論とは何ぞや。

 

選択理論とは、アメリカのウイリアムグラッサー博士が

1996年に提唱した心理学です。

 

なんとこの1996年。何を隠そう僕が生まれた年です。

僕は1995年世代ですが、早生まれなので、1996年生まれです。

 

 

つまりタメですね。

→変に仲間意識が芽生えたわたし。

 

選択理論心理学は人間関係を良くするための心理学

と言われており、

世界各地で導入されています。

 

アメリカの刑務所では、

選択理論が導入されたことによって、

再犯率が0%になったという事例もあるそうです。

 

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では選択理論心理学とは具体的にどのような事なのかというと、

 

 

 

 

選択理論とは人間の行動のメカニズムを表したものです。

 

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どういうことかというと

今までの心理学は、

人間は外発的な動機付けによる行動をしていると

言われていました。

 

しかし、選択理論心理学では

人間は、本来外発的動機付けとされるようなものは

あくまでも情報に過ぎず、

その情報を踏まえて、人間は内発的動機付けによって

行動を選択しているという考え方です。

 

どういうことか。

電話を例に出してみましょう。

 

外発的動機付けの場合

電話がなる→電話が鳴ったから受話器を取る

 

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つまり電話という外発的な動機付けによって

人間は、受話器を取るというのが本来の心理学です。

 

 

しかし、選択理論の場合、

 

内発的動機付けの場合

電話が鳴る→人によって出るか選択する→出るor出ない

 

これが選択理論心理学の考え方です。

 

 

もう少し具体的に考えてみましょう。

 

これには2つのパターンに分けた方が考えやすいので

2つのパターンで見てみます。

 

 

Aのパターン

プルルルル。

「おお。電話だ。誰だろう。」

 

 

番号を見ると、あなたの好きな人(恋人、仲間、家族など)

から電話がかかってきました。

 

さあ、あなたは電話に出ますか?

 

・・・

 

まあ、恐らく出ますよね。

 

もしもし~。あけおめ~

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Bのパターン

プルルルル。

「おお。電話だ。誰だろう。」

 

 

番号を見るとあなたの嫌いなバイトの先輩や、迷惑電話でした。

 

さああなたは電話に出ますか?

 

・・・

 

まあ出ない人の方が多いと思います。

 

またバイトの代わりかよ。無視しよ。

 

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このように電話が鳴っているというのは

あくまでも情報に過ぎず

出るか出ないかという行動は選択している。

という考え方が選択理論です。

つまり内発的に出たいと思えば出るし、

出たくないと思えば出ないという事です。

 

これである程度考え方は理解できました?

 

 

では詳しく説明していきましょう。

 

選択理論の重要な視点

選択理論の重要な視点に

「私たちは何をコントロールできるか」

という考え方があります。

 

先程も述べたように、選択理論心理学は

内発的動機付けによる心理学です。

 

コントロールできるのは内発的な動機付け。

つまり人間は他人をコントロールすることは出来ないという事です。

言い換えると、自分自身はコントロールできるという事です。

 

外的コントロールの考え方は、

「私は他の誰か、何かをコントロールできる」

という考えです。

 

 

例えば

雨が降っているという事に対して

雨が降っている→憂鬱になる

 

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これは一般的な考えです。

→でも部活をやっていた人は雨が降ると嬉しかったりする。

 

 

要は雨のせいで憂鬱になるという現象です。

つまり雨が止めば憂鬱から解放されるという事ですよね。

 

そして皆さんこう思いますよね。

 

「雨止まねえかな~」

 

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こういったように、雨が降ってきたから

テンションが下がり、雨止んでほしいと思うことが

外的コントロールです。

 

 

ちなみに

 

「雨止まねえかな~」

と言ったとしても

 

結論

 

 

止みません。笑

 

 

いや、止むことは止みますが、

どれだけ「雨止め~」と言ったとしても

天候の変化に直接影響することはないという事です。

 

 

つまり雨はコントロールできないという事です。

 

 

ではこの雨の例を選択理論で考えた場合。

 

雨はコントロールできないので雨の事は気にしません。

あくまでも雨が降っているという情報でとらえる。

 

「そもそも雨はコントロールできないから病んでも仕方が無い」

 

と考えます。

 

では具体的にどのような思考回路を選択するのかというと、

それは人それぞれですが、

どうせならポジティブな事を選択したいじゃないですか。

なので

 

「雨が降っているから今日はバスで登校しよう。

あ、そういえば読みたい筋トレ本があったからバスで読める。ラッキー!」

 

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というスーパーポジティブシンキングな考えを

選択することも可能な訳です。

 

だから

外にあるものはあくまでも情報。

それを踏まえてどのような意思を選択するのか

ということが重要な視点です。

 

 

致命的な7つの習慣と見に付けたい7つの習慣

これはグラッサー博士が、

典型的な外的コントロールと内的コントロール

行動ベースで分けたものです。

 

致命的な7つの習慣(外的コントロール

1.批判する

2.責める

3.文句を言う

4.ガミガミ言う

5.脅す

6.罰する

7.目先の褒美で釣る

 

いかがでしょう。

これをされて嬉しい人ってそんなにいないですよね。

→もしいた場合、相当なドМです。笑

 

一方で身に着けたい習慣を見てみましょう。

 

身に着けたい7つの習慣(内的コントロール

1.傾聴する

2.支援する

3.励ます

4.尊敬する

5.信頼する

6.受容する

7.意見の違いを交渉する

 

いかがでしょうか。

このような行動をされると嬉しくなりませんか?

何故かというと、人にコントロールされていないからです。

 

この行動が内的が外的の違いです。

 

ではもっとイメージが湧くように

ワークを紹介します。

 

ハートビーイング

 

選択理論をもっと詳しく落とし込むために

ハートビーイングというワークがあります。

 

ここにハートがあります。

 

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ハートの外側にはあなたが使われて嫌だと思う言葉や

行動、態度を書き出してみてください。

一方でハートの内側にはあなたが使われて嬉しいと思う言葉や

行動、態度を書き出してみてください。

まあ思い浮かべるでも結構です。

 

 

いかがでしょうか。

 

ハートの外側には

言葉:きもい、大嫌い、お前がいなければ良かったのに

行動、態度:舌打ち、無視、怒鳴る

 

ハートの内側には

言葉:ありがとう、大好きだよ、○○のおかげだよ!

行動、態度:ハイタッチ、握手、目を見て話を聞いてくれる

 

といったようなことが出てくるのではないでしょうか?

 

ここである気付きが見えてきませんか?

そうです。

 

先程の7つの習慣です。

 

ハートの外側は致命的な7つの習慣

ハートの内側が身に着けたい7つの習慣

つまり外側が外的で、内側が内的であることが分かりますよね。

 

このハートビーイングを他の人にも聞いてみてください。

大体同じようなことになるはずです。

 

私たち人間はやられて嫌な事、嬉しいことがほとんど同じです。

ということは、

相手が言われたら嫌な言葉や行動を知っているわけです。

 

つまりこの致命的な7つの習慣を使わなくなることで

人間関係は改善されていきます。

何故なら相手に外的コントロールをしなくなるからです。

 

 

とはいいつつ、

意識したとしても、

 

 

「○○しなさい!!」

 

 

 

と言われたら反射的に舌打ちや反抗をしてしまうと思います。

それは長年あなたに沁みついた外的コントロールの考えがあるからです。

 

いきなりは変わることは出来ません。

徐々に変えていきましょう。

 

その為、最初は致命的な7つの習慣を使わなくすること

から始めてみることをお勧めします。

 

それが出てこなくなったら、徐々に

身に着けたい7つの習慣を使っていくことがお勧めです。

 

 

5つの基本的欲求

 

人間は必ず欲求があります。

食欲や物欲などたくさんあります。

いわゆるニーズってやつです。

 

私たちは欲求が満たされると「快適感情」を感じます。

快適感情とは嬉しかったり、楽しかったり。

まあポジティブになるってことです。笑

 

一方で欲求が満たされないと「苦痛感情」を感じます。

苦痛感情とは不安や焦り、怒りなど。

まあネガティブになるってことです。笑

 

 

心理学で有名なのはマズローの5段階欲求ですよね。

 

選択理論にも欲求の考え方があります。

マズローとは違い5段階ではなく、5種類の欲求があります。

 

1.生存の欲求

飲食や睡眠などの身体に関わる欲求です。

安全・安定、健康、生殖の3要素があります。

 

2.愛・所属の欲求

誰かと一緒にいたいといった人間関係を求める欲求です。

愛、所属の2つの要素があります。

 

3.力の欲求

認められたい、勝ちたい、誰かの役に立ちたいといった欲求です。

貢献、承認、達成、競争の4つの要素があります。

 

4.自由の欲求

自分のやりたいようにしたいという欲求です。

解放、変化、自分らしさの3つの要素があります。

 

5.楽しみの欲求

新たな知識を得たいという欲求です。

ユーモア、好奇心、学習・成長、独自性

の4つの要素があります。

 

 

この5つの欲求は誰にでもあり、

人によって欲求バランスは異なります。

 

 

例えば力の欲求が強い人には、

何か挑戦する機会を与えてみたり、

成果を出したらめちゃめちゃ褒めてあげると

満たされます。

 

一方で力の欲求がそこまで強くない人に

そのようなことをしてもあまり満たされません。

 

ではどうやって欲求を知るのかというと、

この質問項目を参照にしてみてください。

 

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自分が当てはまると思えば4,5。

違うと思えば1,2。

 

主観で大丈夫です。

生存なら3つの条件の数字を平均した数字が

あなたの生存の5段階評価です。

 

これは別に高いから良いとか、低いからダメという事ではありません。

この欲求バランスに差があり、それぞれ満たし方が異なるので

人は性格や感性に違いがあり、個性があるのです。

 

 

では具体的に5つの欲求はどのような状況で

出てくるのかを紹介します。

 

皆さんもこの問いで考えてみてください。

この文はどの欲求に分けられるでしょうか?

 

1.朝ごはんがパン1枚だけだったので、集中力が続かない。

2.明日のデートのことを考えるとワクワクしてきた。

3.友達を作りたいのでサークルに入る。

4.マラソンで1位を目指し練習する。

5.夕飯は一人で食べたい。

 

 

答え

1.生存の欲求

2.楽しみの欲求

3.愛・所属の欲求

4.力の欲求

5.自由の欲求

 

いかがでしょうか。

ある程度5つの欲求のイメージは出来たと思います。

 

これらの例はあくまでも一例にすぎませんが、

5つの基本的欲求を1つ以上満たしたときに

人は快適感情を感じます。

 

逆に不快だと思った時は、

この5つのどれかの欲求が満たされていないという事です。

したがって、その欲求を満たす行動をしてみましょう。

 

ここでポイントなのが

誰かに満たしてもらうのではなく、

自分自身で満たす為の行動をすることが効果的です。

 

 

例えば、愛・所属の欲求を満たしたいのであれば、

人に誘われるのを待つのではなく

自分から組織を探してみる。そして組織に入ってみる。

 

もし待ってばかりいて誘われなかった場合

「何で私だけ誘われないんだ。」

といったようなマイナス感情になってしまいます。

 

力の欲求を満たしたいのであれば

お金や時間を使って自己投資をし、

自分自身に成長の機会を設けたり、

友達に協力してもらって、

活躍できる機会を提供してもらいに行く。

 

といったように、

自分で欲求を満たすための行動をすることが重要です。

 

 

上質世界

私たちは先程の5つの基本的欲求を満たす際に、

どうなれば5つの欲求が満たされるかといったような

イメージ写真があります。

 

 

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そのイメージ写真が貼り付けられているのが

上質世界です。

 

グラッサー博士は

上質世界を3つの要素に分けて提唱しています。

 

上質世界の3要素

・私たちが共にいたいと思う人(上質世界に入っている人)

家族や友人、恋人といったような共にいたいと思う人

と行動をすることで欲求が満たされます。

 

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・私たちが最も所有したい、経験したいと思うもの

大好きな食べ物を食べている時や、

自分の成し遂げたいものに関連しているもの

→プロサッカー選手になりたい人であればプロサッカーの試合を観る

をすることで欲求が満たされます。

 

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・私たちの行動の多くを支配している考え、信条

自分自身の価値観と共感した本や人、環境

にいることで欲求が満たされます。

 

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上質世界は人によって異なり、

人でいえば、家族が入る人もいれば、入らない人もいます。

 

したがって上質世界は人によって違うという

認識が必要です。

 

何故なら

上質世界は5つの基本的欲求が満たされるイメージ写真なので、

人によって5つの基本的欲求が異なる為、

上質世界も異なるという簡単なロジックです。

 

これを認識できないと、外的コントロールになってしまいます。

 

 

そして上質世界は4つの特徴があります。

 

<上質世界の特徴>

1.私たちは上質世界から物事を判断し、

自分に都合のいいように現実を定義する。

 

2.私たちは上質世界にある者には強い関心を持つが、

上質世界にあまり興味のないものに対してはあまり関心を払わない。

 

3.私たちは上質世界に入るものは自分にとって良いものだが、

全てが健全とは限らない。

 

4.私たちの上質世界は固定したものではなく、常に変化する。

 

 

仕事や学校が上質世界に入っていないと

内発的に動機付けされないため、パフォーマンスが上がりません。

 

では仕事や学校はどのようにして

上質世界に入れたらいいのでしょうか?

 

上質世界を意識する方法

私たちは与えられた仕事というのは直接コントロールできませんが、

その仕事のやりがいや面白さを見出すことは出来ます。

 

仕事場や学校を5つの基本的欲求に当てはめてみましょう。

僕は学生なので学校を5つの欲求に当てはめてみます。

 

<生存>

毎日バイトで寝不足なので、近くに家に引っ越してみる。

 

<愛・所属>

いつも授業ひとりぼっちなので、

友達を作るためにサークルに入ってみる。

 

<力>

つまらないと思っていた授業を

自分の将来やりたいと思っている仕事にどう生かせるかを

あてはめてみる。

 

<自由>

束縛されるのは嫌なので、ゼミには入らない

 

<楽しみ>

登校する道を変えてみて、街を散策してみる

 

これはあくまでも例ですが、

「学校つまんねぇ~」

と言っている人よりは毎日学校が楽しくなりそうですよね。

 

そうすれば学校が上質世界に入ってきて、

どんどんあなた独自のイメージ写真が出来るはずです。

 

全行動

選択理論とは、人の行動のメカニズムというお話をしました。

ここで具体的な行動メカニズムについて説明していきます。

→やっとですね。笑

 

全行動とは

人の行為の要素の総体を表したものです。

 

選択理論では、行動を

「行為」「思考」「感情」「生理反応」の4つの要素に分けています。

したがってこの4つの行動が全行動です。

 

行為:歩く、話すなどの動作のこと。

思考:考える、想像するなどの頭を働かせること。

感情:喜怒哀楽。

生理反応:発汗、あくび、呼吸など

 

私たちは行為と思考はコントロールできますが、

感情や生理反応はコントロールできません。

 

「嘘だぁぁ」

 

と思う人の為に少し質問をしてみます。

 

1.瞬きをしてください(行為)

2.パンダを思い出してください(思考)

 

これは出来ますね?

 

では次です。

( ̄▽ ̄)

 

3.ブチギレしてください(感情)

4.足をけいれんさせてください(生理反応)

 

どうですか?笑

 

「あれ、出来ない、、」

 

そう思っているのではないでしょうか?

( ̄▽ ̄)

 

 

全行動の概念は車で言い換えられます。

 

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私たちは上質世界(未来)に向かって動きます。

車も前に向かって走りますよね。

そして車が動くためにはエンジンが必要です。

つまり上質世界を手に入れるために必要なもの。

そうです。5つの基本的欲求です。

 

 

前のタイヤが思考と行為です。

ハンドルを切ることで前のタイヤは直接コントロールできますよね。

つまり願望によって行為と思考はコントロールできるという事です。

 

コーヒーが飲みたいという願望があれば、

コーヒーを飲むにはどうすればいいのかを考え、

自販機に行くという行動を選択できますよね。

 

一方で後ろのタイヤは直接コントロールできません。

つまりどれだけ願望があったとしても、

感情と生理反応はコントロールできないという事です。

 

 

しかし後ろのタイヤは直接コントロールできなくても

前のタイヤによって、間接的にコントロールすることが出来ます。

 

またコーヒーを例に出しますが、

コーヒーを飲むことによって願望が達成されたので、

嬉しいという感情が芽生えますね(感情)

 

また、眠いという状況を打開したいときには

コーヒーを飲むことで眠気が覚めますよね(生理反応)

 

このように後ろのタイヤは直接変えることは出来なくても、

間接的に変えることは出来るのです。

 

 

しかし車は後ろにバックすることが出来ます。

つまり過去を振り返るという事ですよね。

 

バックするにはバックミラーをみますよね。

でもバックミラーだけ見ていては前には進めません。

 

でも時には前に進むために、バックをすることも必要です。

 

つまり何が言いたいのかというと、

過去は過ぎ去ったものなので振り返ってばかりいても

前には進めない。

でも振り返りも重要であるということ。

 

でも基本的には過去を気にせず

前を向かないと進めないという事です。

 

グラッサー博士は

「落ち込みなどの深い感情もすべて選択している」

と述べています。

 

先程の車の例を思い浮かべていただけると分かると思うのですが

落ち込むという感情も行為と思考によってコントロール

されているのです。

 

つまり逆にいえば、落ち込まないということも

思考と行為によってコントロールできるのです。

 

では何故人は落ち込むのでしょうか?

人が落ち込む理由を

グラッサー博士は3つの理由で説明しています。

 

 

人が落ち込む理由

1.怒りを抑える為

2.援助を貰いたいため

3.逃避する為

 

この3つを人は勝手に選択してしまっているため、

人は落ち込んでしまうのです。

 

逆にいうと、この3つを選択しなければ、

人は落ち込むことはないという事です。

 

 

もし、落ち込みを選択している場合は

このような言葉をかけてみましょう。

 

私は落ち込みを選択している。

この落ち込みを選択することは私にどのように役に立っているのだろう。

無益ならもっといいことを選択できるのではないか

 

雨の例でもいいましたが

落ち込みに影響する要素はあくまでも情報です。

つまりコントロールできません。

 

なので、自分がどのような解釈を選択するか。

それこそ落ち込む原因で

恋人にフラれたということがあるとします。

 

恋人にフラれて落ち込む人もいれば、

新しい人との出会いがあるという開き直る人もいます。

 

このようにフラれるという事実は同じでも

人によって解釈が異なります。

つまり解釈は選択できるという事です。

 

したがって、プラスの解釈(思考と行動)をしていけば、

人は不快感を持つことが無くなるという事です。

 

 

まとめ

選択理論には10の原理があります。

これを見直すことで、選択理論の考え方が復習できます。

 

1.私たちがコントロールできる行動は唯一自分の行動だけである

 

2.私たちが与えることが与えることが出来るもの、他の人から受けとるものはすべて、情報である

 

3.長期にわたるすべての心理的問題は、人間関係の問題である

 

4.問題のある人間関係は、常に私たちの現在の生活の一部である

 

5.過去に起こった苦痛は私たちの現在に大きく関係しているが、この苦痛な過去に再び戻ることは、今、私たちがする必要のあること、すなわち、重要な現在の人間関係を改善することに、ほとんど、あるいはまったく貢献できない。

 

6.私たちは遺伝子に組み込まれた5つの欲求、すなわち生存、愛・所属、力、自由、楽しみの欲求によって駆り立てている。

 

7.私たちは上質世界には言いているイメージ写真を満足させることによってのみ、こうした欲求を満たすことが出来る。

 

8.私たちが誕生して死を迎えるまでにできることは全て、行動することである。あらゆる行動は全行動で、4つの分離できない構成要素、「行為」「思考」「感情」「生理反応」によって成り立っている

 

9.すべての全行動は、動詞、あるいは不定詞や動名詞によって表現され、最も認めやすい要素によって呼ばれる

 

10.全ての全行動は、選択されたものであるが、私たちが直接コントロールできる要素は行為と思考だけである

 

 

となります。

 

 

では冒頭で伝えたように

何で僕が選択理論を伝えたいのかというと、

 

選択理論が一番本質的だと思っているからです。

 

このブログで何度も言っていますが、

世の中は価値と価値の交換によって成り立っています。

相手に価値を与えることで価値(対価)

が貰えます。

 

つまり「対価がほしい」

という外発的動機付けで価値を与えるのではなく、

「価値を与えたい」という内発的動機付け

によって価値を与えるのが本質だと思っています。

 

選択理論を通して

内発的動機付けによる価値と価値の交換が

社会全員が出来るようになれば

仕事のパフォーマンスも上がり、

人間関係も良くなり、日本がどんどん良くなっていく

と思っているので。

→これ本気です。

 

また、自分が作りたい社会である

「誰もがありのままの姿でいることが出来、自信を持った社会」

もこの選択理論で紐解けるので

僕は選択理論を伝えるために学んでいます。

 

 

この本はあまりにも直近で必要だったので

要約しました。

色々と落ち着いたらまた本の要約を再開します。

 

読み終えて要約していない本が山ほどあるので笑

要約が楽しみです。

 

では今日はこの辺で

 

こっしー