こっしーのドリーム図書館

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本の要約と感じたことを発信しています。

就活は内定がゴールではない。そして就職はあくまでも手段。

こんばんは。

どうも、あんこはこしあん派の越川です。

 

別に「こしかわ」だからという訳ではありません。笑

 

 

つぶあんはあの味のしない豆の存在が嫌なんですよね笑

そしてもちもちの饅頭にあの豆があることによって

もちもち感が無くなっている感じがしてならなくてですね

 

僕はこしあん派なわけですよ。

 

・・・

 

 

・・・

 

 

すんげ―どうでもいい話でした笑

 

さてさて、今日の本は

 

「手紙屋~僕の就職活動を変えた十通の手紙~」

 

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という本です!

 

目次

手紙屋って?

 

 

まず、手紙屋ってなんぞや?

 

という事で説明をすると

手紙屋というのは

”手紙でのやり取り”を職業としている仕事です。

 

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手紙屋が送ってくれる手紙は10通で、

その10通で手紙屋がこれまで学んだことを伝え、

人生で実現したいことの手伝いをしてくれるというもの。

 

この人は手紙屋で生計を立てているので

最初の1通目は無料ですが2通目以降は有料のサービスです。

 

2通目以降は有料ですが

その対価は決まっていなくて

その手紙に対してどれだけの価値があるのかを

客が自由に決めていいというなかなか面白いシステムです。

 

もしチョコレート一個分の価値であれば

チョコレートが対価でいいという事です。

 

しかし、これで生計を立てているという事なので

すごく価値の高い手紙を貰えると思うんですよね。 

 

その通りすごく価値の高い手紙でした。 

 

 

このお話は主人公の西山諒太君が

手紙屋と出会い、人生の価値観が変わっていく物語です。

 

西山君は現在大学4年生で

これから就職活動本番を迎えるような状態です。

 

就職活動・・・

 

 

ちょっと焦りだす方もいるのでは笑

まあ結構タイムリーの方も多いのではないでしょうか。

 

 

ではこの「手紙屋」でどのような手紙が送られてきたのか。

その中で特に響いた手紙を

質問を交えながら紹介していきます。

 

要約

 

1通目「物々交換」

 

みなさんは欲しいものをどうやって

手に入れていますか?

 

 

・・・

 

 

・・・

 

 

多分

 

「お金払って手に入れる」

 

という考えなのではないでしょうか?

 

日用品から食料、家や車など

生きていく為には様々なものを手に入れて

生きていかなければなりません。

 

それはどうやったら手に入るのかというと

 

「お金を払えば手に入る。」

 

と多くの方は考えます。

 

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だからこれから就職をする学生は

 

・安定した収入が得られるところ

・給料が高いところ

・福利厚生

 

といったようなものを求めて就職活動をします。

確かにそれは悪いことだとは思っていません。

 

ただ、この考え方でいうと

 

「お金を稼ぐために働く。」

 

それ以上でもそれ以下でもない。

生活の為。

 

何故ならお金を払うことでほしいものが手に入るから。

よって生活できるから。

そのお金を得られるのが仕事だから。

 

そうですよね。

 

 

しかし、この手紙屋は

欲しいものを手に入れる方法の基本は

「お金を払う」という考え方ではありません。

 

 

どういうことか。

 

・・・

 

・・・

 

 

そうです。それが

 

 

物々交換。

 

 

貨幣が流通の中心である現代社会に住んでいる私たちは

そのことを忘れがちですが

結局やっていることって物々交換でしかないということ。

 

よく僕のブログでもしつこく言いますが

世の中は価値と価値の交換であるということ。

 

それは言い換えると「物々交換」になると思うんですね。

 

 

まだイメージが出来ない方も多いと思います。

では1つ質問をしてみましょう。

 

 

Q:もし、世の中からお金制度が無くなったらどうしますか?

 

 

これは別に本に書いてあるわけではありません。

 

あなたならどうしますか?

 

 

今までお金という媒体を使っていたが、

急に銀行が潰れて流通の中心であるお金という制度が無くなった。

 

 

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さあ、あなたはどうやって生活しますか?

 

・・・

 

 

・・・

 

 

ということなんですよ。

 

 

たった一人では生活できません。

だから生活する為には誰かと

物々交換をしなくてはならないのです。

 

そこでお金が無かったら他のもので

相手と物々交換をしなくてはならないのです。

つまり相手を喜ばせてあげないといけない訳です。

 

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そしたらあなたはどうしますか?

 

ということなんです。

 

ただお金は物々交換の”手段”であって

 

相手の持っているものの中で自分が欲しいものと、

自分が持っているものの中で相手が欲しがる”お金”とを、

お互いが丁度いいと思う量で交換している

 

だけに過ぎない訳です。

 

 

例えば500円のマグロを買うとしたら

相手がもっている魚の中で自分が欲しいマグロと

自分がもっているものの中で相手が欲しがる500円というお金を

お互いが丁度いいと思う量で交換しているという事です。

 

意味が分かりますか?

 

 

もしあなたが、欲しいのもを手に入れる方法として

”買う”という方法以外思いつかない人ならば

あなたが持っているものの中で相手が欲しがるものが

”お金”だけであるということを

無意識に認める生き方をしているという事。

 

 

になるわけです。

でも”お金の為”に働くという考え方が生まれる。

別に悪いと言っている訳ではありませんよ。

 

しかし、果たしてそうでしょうか?

 

 

私たちが欲しいのは本当に”お金だけ”なのでしょうか?

あなた持っている中で

他の人が欲しがるものは”お金だけ”なのでしょうか?

 

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そんなことはないと思うんです。

お金以外にもほしいものって絶対にあるはずです。

 

働くという事も物々交換です。

 

会社で働くとなれば

会社の中で自分が欲しい”お金”や”安定”と

自分が持っている”時間”と”労働力”を

お互いが丁度いいと思う量で交換しているとうこと。

 

ということです。

 

 

しかし、あなたがどうしても欲しいと思えるものは

お金や安定、多くの休日や福利厚生の充実以外に

たくさんあると思うんです。

 

同様に、会社が欲しがるものは労働力と時間以外に

もたくさんあるはずです。

 

 

だから”面接”という制度もあるのでしょう。

 

つまり何が言いたいのかというと

 

お金や労働力、提供する時間といったような

一般的であり外面にあるものではなくて、

 

・あなただから求められるもの

・あなたが持っている素晴らしいもの

・あなたの中で他の人が交換したがるもの

 

があるのではないでしょうか?

 

それを考えれば相手目線での

就活が出来るのではないでしょうか? 

 

 

2通目「思い通りの人生を送る」

 

もし、就活でどこも受からなかったら

あなたはどうしますか?

 

 

この文を見てびくびくしている方も

いるのではないでしょうか?笑

 

恐らく就活で一番の不安ってここだと思うんですよね。

 

「内定貰えるかな・・・」

 

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これが一番の不安だと思います。

この記事を読んでいただいている方で

そう思っている方もいるのではないでしょうか?

 

 

ただ、皆さんを恐怖のどん底に落としたいと

思っている訳ではありません。

 

でもちょっと考えてみてほしいんです。

 

 

もしどこからも内定が貰えなかったとしても

生きていかなければなりません。

 

 

その時あなたはどのような選択肢を取りますか?

 

 

僕は

 

どうせだったらやりたいことをやっちゃおう!!

 

 

って思うタイプなんですけど、

ていうか思うようになったんですけどね笑

 

何が言いたいのかというと

 

結局内定を取るのがゴールではなくて

社会に出て働いて活躍するのがゴールだよね?

 

っていうことです。

 

内定を取るためにバンバン企業を受けて

「○○社から内定取ったぜ~!!」

 

みたいになりたいと思う気持ちはわかります。

でもよくよく考えてみてください。

 

 

例えば内定を10社取ったとしましょう。

入れるのは何社ですか?

 

・・・

 

 

・・・

 

 

そうです。

 

1社なんです。

 

 

もう一度言います。

 

 

どれだけ内定を取ったとしても

選べる会社は

 

 

1社なんです。 

 

 

だから内定をたくさん取ったとしても

あまり意味が無いかな~って僕は思うんです。

 

 

いや、もちろん選択肢が増えるという視点では

すごく良いと思います。

ただ、それがゴールになってはいけないと思うんです。

 

何故なら、

内定は社会で活躍する為の中間地点に過ぎないから

です。

 

 

僕は2か月前、

ずっと行きたかった企業の選考を受けていました。

もう自分の人生はここで過ごすんだろうな。

と思っていました。

 

絶対に受かると思っていました。

 

でも、落ちました。

 

落ちたというより保留なので

また途中から再開は出来るみたいなんですけどね。

 

 

では何故落ちたのか。

それは

 

 

会社に入ることが目的だったんです。

 

 

僕はその会社しかほとんど見ていませんでした。

だからその会社にしか目が無かった。

他の選択肢が無いため、

その会社に入るためだけに就活をしているようなものです。

 

 

その会社にはいることが全て。

就職が全て。

僕の人生はこの会社が全て。

 

そんな考えになってしまいました。

 

 

でもそれじゃないなって気づいたんです。

 

就活はあくまでも手段。

 

自分の成し遂げたい社会を実現させるために

どんな会社に入るのが効果的なのか。

その視点が全くありませんでした。

 

何でそういう考えじゃないといけないと思ったのかというと

 

自分の人生だからです。

 

 

あなたは会社の為に生きているんですか?

内定を取るために生きているんですか?

あなたの人生は会社のものなんですか?

 

・・・

 

・・・

 

 

違いますよね。

 

 

仮に人生が2回あったら

1回はそれでもいいと思うんです。

 

 

でも人生は1回なんです。

 

 

だから保留になった時、どうしていいのか分からなかった。

 

 

だからこそ伝えたいんです。

 

内定を取るのが目的になってはならない。

 

と。

 

 

最近思うことは

就活は一番ありのままの自分を発揮すべきところであるということ。

 

その会社に入るために自分の強みや弱みを変え、

自分を飾って就活するのは違うなった思ったんです。

 

短期的に見たら確かに飾った方がいいとは思いますよ。

内定という優越感に浸れますからね。

 

でも、長期的に見たらどうでしょう。

絶対にギャップが生まれますよね。

 

 

もちろんありのままで望んでも

多少のギャップはあると思います。

でも、自分がありのままの姿で望み、

企業が「コイツ欲しいな」

ってなったら絶対に間違いないじゃないですか。

 

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あなたはどちらの自分が欲しがられたらうれしいですか?

 

1.100%素を出した自分

2.嘘偽って飾った自分

 

 

・・・

 

 

・・・

 

僕は圧倒的に1番だと思います。

 

別に2番を否定するつもりはありませんが、

2番だったら”本当の自分”を欲しいって

思っていない訳ですよ。

 

だったら本当に自分を出して

受け入れてもらったところに入る。

それが一番なのでないでしょうか?

 

 

別に落ちてもよくないですか?

ていうか落ちたという捉え方を僕はしていません。

 

”合わなかった”

 

という捉え方をしています。

 

この子はうちで働くより、他の企業の方が

合っているし幸せになるんだろうな。

 

 

と人事の方が判断してくれたと僕は思っています。

だから今は企業に落ちても全然へこみません。笑

現に落ちている企業はありますがへこんでいません笑

 

 

結局決めるのは相手なんですよ。

 

僕達が決めることは出来ない。

 

だったら、正々堂々真っ向勝負で挑んで

 

「これが越川拓朗です。いかがですか?」

 

の就活の方が絶対にいいと思うんですよね。

 

ダメだったら合わなかった。

合ったらそこは間違いない。

そういう考え方が大事かなって。

 

 

別に内定取って得られるのって

優越感くらいですよね?笑

 

 

そんなものを10社取るんだったら

本当に自分に合う企業を1社の方が

絶対に良いと思うんです。

 

何故なら就職できるのは1社だけだから。

 

そして僕自身、内定が目的で就活をして

路頭に迷った経験があるから。

 

 

だから思うんです。

 

内定がゴールではない。

 

と。

 

 

まとめ

 

まあ結局何が言いたいのかというと2つ。

 

1.世の中はお金が全てではなく、

価値と価値の交換で成り立っているという事。

 

2.あくまでも就活は

自分が送りたい人生を実現させるための手段

であるということ。

 

 

それを就活をしている時に学びました。

 

だって別に

起業でも

フリーランスでも

自給自足でも笑

→僕の先輩で滋賀で鹿を獲って生活をしている人がいます笑

 

たくさん手段はあるわけですよ。

 

 

だからあくまでも軸は自分。

それを忘れてはいけない。

 

就活が目的になってはいけない。

内定取るのが目的になってはいけない。

 

 

それをすごく感じました。

 

今回は10通の中の2通を紹介しました。

残りの8通を知りたい方は是非買ってみてください(^^)

 

特にこれは就職活動の本なので

現在就活中の方は特にオススメです。

 

 

では今日はこの辺で

 

こっしー