こっしーのドリーム図書館

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本の要約と感じたことを発信しています。

大富豪というトランプゲームは文明が進歩した証

なさんこんばんは。

今日は学園祭でたこ焼きを売りまくった越川です。

(個人的には売りまくったつもり)

 

今日の本はアンドリュー・カーネギー

「富の福音」という本です。

 

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何故この本を買ったのかというと

本の表紙に書いてある通り、

 

本田健さんの推薦

 

もはやこの一言。笑

 

本田健さんの本で、

彼がオススメする本の中にこの本が紹介されて

いたんですね。

だから買いました。笑

 

 

アンドリュー・カーネギーと言えば

鉄鋼王で知られるまあ”超大富豪”です。

 

ちなみにどれだけ大富豪なのか調べてみました。

そうすると驚愕の事態が!!!

 

歴代の総資産の合計ベスト10で第4位。

凄すぎて良く分からない、歴史上の億万長者ランキング ベスト10 - NAVER まとめ

 

何とその額31兆円。笑

 

もうね、訳が分からん。

 

うまい棒が3.1兆個買える訳ですからね。笑

 

・・・

 

ええ、まあその凄さがお分かりいただけるでしょう。笑

その前に生産が追い付かないですね。笑

 

 

ちなみにみなさんご存じビル・ゲイツさんは12位と

ランク外でした。

 

次元が違いすぎる。笑

 

では要約参りましょう!!

 

 

要約

アンドリュー・カーネギーという男

まず始めにカーネギーについて触れておきたいと思います。

彼は貧しい家庭で生まれ、

12歳の頃に町工場にて働き始めます。

 

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そしてもう一度違う町工場に転職。

その後、電信会社の通信技手として

3度目の転職をします。

 

彼はそこで新しい文明はこれだ!

と判断し、通信技手になることを目指します。

そして朝早くから仕事場に向かい、

必死に仕事を覚えた結果、

彼にしかできない技術を手にし、

 

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正式に電信技手に採用されるようになりました。

 

そして彼は16歳にしては破格の

月収25ドル。年収300ドルを手にしました。

この金額は当時、

独立して家計を営むのに十分な金額だったそうです。

 

つまり16歳にしてサラリーマン並みの給料を手にしたのです。

 

そして彼はある人の紹介により、4度目の転職として

鉄道会社の地域責任者として就職します。

 

そこでまた声がかかり、

投資をしてみないか?

と言われ、彼は親の許可を得て、

家を担保に投資をした結果、大当たり。

 

そこで得たお金を元に、

キーストーン鉄橋会社を設立し、

大成功をおさめ、鉄鋼王となりました。

 

歴代4位の大富豪でも、こんな時代があったんですね。

でも彼の凄いところは

彼にしかできないスキルを身に着けた事。

 

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それが今の大成功を導いたと言っても過言ではないでしょう。

 

社会に貧富の差があるのは当たり前

皆さんは貧富の差について考えたことが一度はあると思います。

僕も「何でこんなに差があるんだろう。」

と感じたことがあります。

 

こんなの不平等だ!!

と感じる人もいるのではないでしょうか。

 

現に世界の

8割の資産は、2割の人口が保有しており、

残りの2割の資産は8割の人が保有している

というのは事実です。

 

これはパレートの法則により、証明されています。

 

 

これを見てがっくりする人もいると思いますが、

昔に比べたら、一人一人の生活は確実に豊かになっています。

 

昔は幕府や王族があり、独裁国家が営まれていました。

このような一握りの王族貴族を除けば

ほとんどの家庭の暮らしは衣・食・住に

特別な差はなかったのです。

 

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でも今はこんなことが出来たり

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ケーキだって食べられるわけです。

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十分、時代が豊かになってます。

 

 

ただ、現在では先程紹介した2割の人と

8割の人では住む邸宅に圧倒的な差があります。

 

それは労働者の生活や住居が悪くなったのではなく、

時代が豊かになるにつれて起きた差に過ぎないのです。

 

その労働者の中から才能と幸運に恵まれ、

努力と忍耐を惜しまなかった人が

符号の地位を得て、より高い水準での生活を

楽しむようになっただけの話です。

 

つまり富豪がいるというのは、文明が進歩した証拠。

社会の進歩には必要な条件なのです。

 

それだけ富豪の人が世の中に大きな価値を提供し、

その対価として報酬を受け取っているということです。

 

皆さんお馴染みのトランプゲーム「大富豪」

 

こちらではありません。笑

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確かにトランプは大富豪です。笑

そして不動産王です。彼もすごいです。

 

 

でもこっちです。

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このゲームは階級が5つありますね。

「大富豪」「富豪」「平民」「貧民」「大貧民

つまり大富豪や富豪がいる訳なので、

文明がとても進歩していると言えるでしょう。

 

アメリカや日本は資本主義社会です。

資本を持っている人はとても強いです。

だから大富豪は強いカードを大貧民と交換できますよね。

 

 

資本主義社会は価値と価値の交換です。

 

つまり大きな価値を提供した人には大きな対価が来るし、

小さな価値しか提供していない人は小さな対価しか貰えません。

 

しかしこのような方はいませんか?

俺は毎日一生懸命汗水流して働いているのに

何で給料が低いんだ!!!

 

確かにその気持ちはよく分かりますし、

僕の友達でもそう嘆いている子もいます。

 

でもよくよく考えてみてください。

 

その仕事はあなたにしか出来ない仕事ですか?

 

もしかしたら他の人でも出来てしまうのではないでしょうか?

 

アルバイトであれば、電話をして代わりを頼めば

交代してもらえますよね。

だからアルバイトは収入が低いのです。

 

これが他に出来る人がいない仕事になればなるほど

収入というのは上がっていきます。

 

さらにその仕事が世の中に需要があればあるほど

収入は上がります。

 

カーネギーは、彼にしか出来ない仕事をし、

それが世の中に対して需要があったため、

莫大な収入を得ることが出来たのです。

 

その背景には彼が需要のある分野を見つけ、

彼にしかできないものを見つけたから出来たのです。

 

 

彼にしかできないという事は、前例が無い訳ですから、

オリジナルでやっていくしかありません。

だから失敗の可能性もあるし、中々相談しようと思っても

出来るものではありません。

 

その経験をした彼と、誰でもできる仕事をやっている人で

貧富の差が出て不平等というのは話が違うのではないでしょうか。

 

ビル・ゲイツがパソコンのOSを普及させたことで

私たちの暮らしはとても良くなりました。

スティーブジョブズiPhoneを普及させたことで

私たちの暮らしはとても良くなりました。

 

彼らがいないと私たちは

ここまで豊かな生活を送れていないのです。

 

だったら彼らが莫大な収入を得ていても

おかしいとは言えないのではないでしょうか?

 

真の慈善活動とは

そもそも慈善活動って???

Google先生に聞いたら

慈善活動では出てこなかったので、

慈善について調べてみました。

 

あわれみたすけること。情けをかけること。

特に、貧困の人々を救済すること。 

だそうです。

まあ要は

貧困の人々を救済する活動ですね。 

 

とてもいいことですよね。

それが出来る人って

バリュー志向がとても強いなって思います。

 

しかしカーネギー

当時のアメリカで投じられている

1000ドルのうち、990ドルは

海に捨てた方が社会の為になる

と言っています。

 

なんだよ。金持ちのくせにケチケチしやがって。

べつにそんくらいいいじゃん。

 

そう思った方いるのではないでしょうか。

 

しかしそういうことではないのです。

このような社会保障を受けている人は二種類いて

 

努力をしているけど資金が問題で行動に移せない人と

何もしないで、ただお金だけ貰おうとする人

 

に分かれます。

 

皆さんならどちらに支援したいでしょうか?

僕は前者を選びます。

 

前者はそのお金を自分に成長する為に使い、

自分一人で生きていけるようにする為の投資。

 

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後者は自分の欲望を満たすためにギャンブルにハマり、

いつまでも自立しようとしない消費。

 

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自分が汗水たらして稼いだお金を

どちらに支援したいと考えた場合、

ほとんどの方が前者だと思います。

 

カーネギーは当時のアメリカがこのような

後者の人間がほとんどを占めていたため、

このような発言をしています。

 

そして後者の何が悪いのかというと、

前者に対しても悪影響を及ぼすからです。

 

人間もちろん働いてお金が入るのと、

何もしないでお金が入るのは、

何もしないでお金が入る方を求めるでしょう。

 

後者のような人間が増えると、

前者は何もしなくてもお金が貰えるなら

働かなくてもよくね?

 

と感じてしまい、働かなくなり、

後者の人間増えてしまうことになるのです。

 

まるで腐ったミカンのように。

 

 

真の慈善活動というのは

 

自らを助けるために努力をしている者に対して、

その努力に応じた援助を行う事である。

この原則を持たない慈善は、

人々を不幸に導くだけの偽りの慈善なのである。

 

カーネギーは言っています。

 

だからこそ適切な判断が重要です。

それは愛する子供に対しても同じで、

子供だからと言って、自分の資産をどんどん与えるのは、

子供の為にならない。

 

結局資産の運用のできないやつに資産を渡しても

損失を出すだけ。

ずっと甘やかしていたら、一生資金運用力は身に付かない。

 

なのでカーネギーは子供に対しても

 

「富は青年にとっては禍であり、

貧は青年にとって幸いである」

 

と言っています。

適切な人間に適切な価値を与える。

 

これが真の平等ではないでしょうか。

 

以上が要約です。

 

自分にしかできないことを

世の中に大きな影響を与え、

大きな価値を与える為には、

自分にしかできないことを見つけるか。

 

これは以前紹介した藤原和博さんの

「誰でも食える1%の人間になる方法」

にも同じことが書いてありました。

 

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いかにして自分の付加価値を上げて、

他の人にできないことを見つけるか。

 

それには何かを組み合わせる。

例えば食×ITとか。

 

自分でしかできないものは何なのか。

それを追求していけば、

どんどん仕事は楽しくなるはずです。

 

だって

○○さんにお願いしたいんです。

 

と言われたら嬉しくないですか?

相手は自分でなくてはならない。

それはつまり他では務まらない。

 

それってとても価値が高いものだと思います。

 

この本を読んで

仕事って付加価値を一生磨いていくものなのかな

って思いました。

 

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では今日はこの辺で

 

こっしー