こっしーのドリーム図書館

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本の要約と感じたことを発信しています。

あなたは苦手な人に対して、”相手が変わることを望んでいませんか?”

こんばんは。

相変わらずGoogleマップの使い方が苦手な越川です。

建物が目の前にあるのに、

そこらへんをうろうろして10分くらい無駄にしてしまいました。

おまけに大雨だったので、大分濡れました。

まあそんな日もあります笑

 

 

今日は

「うまくいかないあの人とみるみる人間関係がよくなる本」

という本です。

 

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みなさんはこの本を読んでいる越川に対して、

 

こいつ人間関係上手くいってないのか・・・

 

みたいなことを想像されたかもしれませんが、

僕の想像が正しければ、

人間関係は上手くいっていると思います。

評価するのは他人なので分かりません笑

 

 

ではなぜこの本を読もうと思ったかというと、

これから先の人間関係良くしていきたいからです。

学生生活にせよ、仕事にせよ、プライベートにせよ、

誰かしらの人と関わって生きていきます。

やっぱりどうせ人と関わるなら

お互い気持ちのいい人間関係にしたいじゃないですか。

だからこの本を読もうと思いました。

 

 

この本は選択理論心理学という心理学が

ベースとなって書かれている本です。

選択理論心理学とは

ウィリアム・グラッサーという方が提唱した心理学です。

 

 

簡単に説明すると、

人間の心と行動のメカニズムについて

脳のしくみから説明した心理学です。

人の動機づけは外的要因ではなく、

 

「生存」「愛・所属」「力」「自由」「楽しみ」

 

の計5つの基本的欲求による内的要因によって生じているということです。

あなたには苦手な人に対して、

 

相手が変わることを望んでいませんか?

 

でもよくよく考えてみてください。

相手の性格を自分で変えることはできませんよね?

では誰が変わればいいのでしょう。

そう。自分です。

人と上手く付き合うには自分が変わるしかないのです。

では要約から参りましょう!

 

 

人間と上手くいかない原因は

私たちの間違った常識にあります。

まずはそこの原因を特定し、

解決することから始めます。

 

 

私たちの思考と行為、

そして感情や生理反応までもが自分から選択している。

どういうことかというと、

自分が惨めに思うのは自分で惨めという事を選択しているからなのです。

 

???

 

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と思う方がいると思うので、説明していきます。

 

 

例えば、あなたが好きな人に振られて落ち込んだとします。

しかし、相手は自分を落ち込ませようとして振ったわけではありません。

振られたことで、

自分には魅力が無いと勝手に思い込み落ち込んでしまう訳です。

 

 

だって考えてみてください。

振られて落ち込む人もいれば

開き直ってすぐ次の人を探す人もいますよね?

振られたという事実は同じですが、

行動はほぼ真逆と言っていいほど違います。

 

 

これは“落ち込む”を選択しているのと、

“開き直る”ということを

自ら選択しているからこのような行動になるのです。

 

 

したがって、自分を傷つけるのは他人ではなく、自分自身なのです。

では原因は分かりました。

どう解決していけばいいのか。

 

 

それは相手の上質世界に自分をいれてもらう努力をすることです。

上質世界とは、

生まれてから死ぬまで想像され続ける

自分の基本的欲求を最も満たしてくれる

「願望のイメージ写真」の入ったアルバムのようなものです。

 

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上質世界には、

一緒に居たいと思う人や、

最も所有したい経験したいと思うもの・こと、

行動の多くを支配している考え、信条など

様々な願望のイメージが写真として存在しています。

 

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それが近づくにつれ気分がよくなり、

幸福感が得られるようになります。

例えば、野球選手になりたいという子供がいた場合、

プロ野球選手になることが上質世界です。

 

 

野球で結果を残したり、

プロの選手が使うグラウンドで試合が出来れば、

上層世界に近づくので、気分が良くなり、

幸福感が得られるといった感じです。

 

 

幸福な人の上層世界には

家族や友人、恋人といった

かけがえのない人が存在しています。

 

 

しかし人間関係に挫折した人は、

酒やタバコ、パチンコといったように

人以外から得られる快感だけ

を上質世界に掲げてしまい、

結果として

その快感がもたらす病気にかかってしまうのです。

 

 

先程もお伝えしましたが、

相手の性格を変えることは出来ません。

つまり相手の上質世界も変えることも出来ないのです。

なので冒頭にお伝えした通り、

自分を相手の上質世界に入れてもらうようにするのです。

 

 

ではどのようにするのか。

まず相手の上質世界を理解することが必要です。

その為の5つのルールをご紹介します。

 

1.まず相手を認める(自分の考えを強要しない)

      ↓

2.穏やかに話し合う(話し合いが重要)

      ↓

3.自論・自説は後回し(相手を理解することに尽力)

      ↓

4.説教・説得はしない(何が面白いかを聞いてみる)

      ↓

5.理解できることは素直に話す(相手と価値観を共有する)

 

例えば

ゲームが上質世界にある子供に対し

ゲームを無理に辞めさせるのでなく

先程の流れに反って考える。

 

1.まず相手を認める(自分の考えを強要しない)

子供に対して、「熱中できるものがあっていいな」といい、子供を認める

 

2.穏やかに話し合う(話し合いがとても重要)

「ゲーム以外にも熱中できるものがあれば楽しいよな。学校は今どうなんだ?」

 

3.自論・自説は後回し(相手を理解することに尽力する)

「そうかそうか。色々と頑張っているんだな」

 

4.説教・説得はしない(何が面白いか聞いてみる)

「ちなみにこのゲームってどこが面白いんだ?」

 

5.理解できることを素直に話す(相手と価値観を共有する)

「おお面白そうだな。俺にもゲームのやり方教えてくれよ」

 

 

といった感じです。

そうすることで子供は父親が上質世界に入るようになります。

 

 

子供は「お父さんがいうなら」

というようになり、父親が求める”勉強する子供”という上質世界に

近づけることが出来るようになるのです。

 

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このように相手の上質世界を変えるのではなく、

自分が上質世界に入ることで

円滑なコミュニケーションが取れるようになるのです。

 

 

丁度いいタイミングでこの本に出会えました。

というもの、先日あるワークショップに参加してきたのですが、

ヒアリングについての講義でした。

その時に講師の方が言っていたのは、

 

Yes Andで相手の話を聞いてあげる

 

どういうことかというと、

 

相手の意見を否定しないこと

まず相手の話を聞いたら

 

イイネ!!

 

から入る。

人間は基本的に話を聞いてほしい生き物です。

話したい生き物ではなく、聞いてほしい生き物です。

 

 

同じじゃんと思った方。

確かに言っていることは同じです。

前者は話したいということは一人でも成立する。

しかし後者は聞き手がいないと成立しない。

 

 

友達に話してすっきりするのはこれが原因です。

なので人は話を聞いてほしい生き物なのです。

かつ、肯定してほしい生き物でもあります。

 

 

話聞いて!!

といって相談した人に

 

「お前はここがダメ。何その考え?」

 

みたいな感じで否定されたらどうですか?

 

 

まあ気分は良くないですよね。

でもこれが

 

「その考え良いと思う。そしたらこう考えるといいんじゃない?」

 

どうでしょう。後者の方が気持ちがいいと思いませんか?

こんな人がいたらどんどん話したくなりますよね。

 

 

Yes Andの入り口の部分しか分からなかったのですが、

この本を読んで、その先の行動に繋がったのですっきりしました。

本を読んでも実践しなくては意味が無いので

早速実践してみたいと思います。

 

 

あ、そうそう

昨日から睡眠のチェックシートを

ルーティン化することを決めたので早速載せたいと思います。

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まあ最初なのでこんな感じか。って感じです。笑

明日は朝が早いので、

今日もしっかり質の良い睡眠を目指したいと思います!!

 

では今日はこの辺で

 

こっしー