こっしーのドリーム図書館

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本の要約と感じたことを発信しています。

本から学べることは内容だけだと思っていませんか?

みなさんこんばんは!

しばらく雨が続いていたというのもあり、久しぶりに愛犬を散歩に連れて行ったらものすごい速さで走りだしたので久しぶりに全速力で走った越川です。

うちの愛犬のモカです。

 

 

 

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モカはマルチーズとトイプードルのミックスでマルプ―という犬種です。これがまた可愛いんです笑

 

 

でも噛みます。笑

めちゃめちゃ痛いです。

後で叱っておきます。

 

 

今回の本は水野雅弘さんの

「稼げる男と稼げない男の健康マネジメント」という本です。

 

 

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表紙にもある通り、稼いでいる人はスーツをしっかりきこなし、稼いでいない人は太り、だらしない格好。その中で食事、運動、睡眠、ストレスケアの4つの分野に分けて稼ぐ人と稼げない人の行動50通り説明している本です。

 

 

例を出すと

 

 

稼げる男はお金をつぎ込み、稼げない男は節約をする。

 

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稼げる男は栄養価の高い食事をする為に、お金をつぎ込みますが、稼げない男はお金を節約するため、カップ麺で済ませる。短期的にみれば後者の方がお金は残りますが、長期的に見ると前者の方がお金が残ります。

 

 

 

 

というのも、前者はその時お金をかけているけど、栄養価の高い食事をしているので、体調を壊すこともなく、高いパフォーマンスを発揮し続けることが出来るので、稼ぐことが出来る。

 

 

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一方で後者はカップ麺を食べる事で食生活のバランスが崩れ、体調を壊しやすく、高いパフォーマンスを維持できないため、稼げなくなる。

 

 

 

 

 なるほど、、

 

 

 

 

 

 

 といったように今すぐ実践したくなる内容がたくさん書いてありました!

 

 

 

 

この本を読んで思ったことはあまり論理的ではないなということです。

確かにこの50通は実践もしやすいし、自分もそんな姿でいたいですが、果たして稼いでいる人全てがそうでしょうか?もちろんそれを言ったらキリがありませんが、書き方のロジックが弱い気がしました。

 

 

50通もあるから一つ一つロジックを組むとページ数がすごいことになるのであえて控えているのかもしれませんが。

 

 

 

確かに稼いでいる人はそうかもしれないけど、稼いでいない人でもこれを実践している人はいるんじゃないの?ということです。

 

 

この方は香港のオフィス街で仕事をしているので、香港のビジネスマンを中心に例を出していましたが、そもそもそれって香港だけじゃないの?アメリカはどうなの?日本はどうなの?という疑問が出てきました。

 

 

 

 

 

別に水野さん考え方を否定しているわけではありませんが、50通をやっている人=稼いでいる人ではないと思いました。そうなるとそもそもこの人はいくら稼いでいるの?という疑問がでます。

 

 

”稼いでいる”は人によって定義が違います。

1000万?1億?1兆?

 

 

 

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学生で稼いでいるなら月10万くらい?

といったように定義付けがないと分かりませんよね。

 

 

 

 

もしかしたらめちゃめちゃ稼いでいるけど、人によっては年収500万円で俺稼いでいるという人もいれば、年収2000万円でまだまだ大したことないと思っている人もいるかもしれません。

 

 

 

まぁプライベートなので、水野さんが年収を公開する必要もないので、何とも言えませんが、もしかしたら”自称稼いでいる”のかもしれませんよね。

 

 

そしたらその人を稼いでいるとこちらが認識できない限り、その人の意見を聞こうとは思いません。じゃあまずあなたが稼いでいることを証明してから書いてくださいっていうことになっちゃいますよね。

 

もしかしたらかなり失礼な事を言っているかもしれませんが、そうしないとこの人の話は本当に聞いていい内容なのだろうか。この知識は自分に必要なのかという取捨選択が出来ないと思いました。

 

 

 

 

 

つい先程大手コンサルティングファームの方による勉強会を受けてきたのですが、この”定義付け”の重要性を学びました。

 

 

 

よく学校で企業から「学生ならではのインパクトのある意見を募集しています。」言われますが、そもそもインパクトって何?奇抜なアイデアなのか、お客様がアッと驚くようなコンセプトなのか。他には真似できないものなのか。

 

 

 

な、なんだこのゲーム。あんまり面白くないけどこんなゲームは初めてだ。

 

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そもそも

 

 

”学生ならでは”

 

 

って何?みたいな。

どういう定義なのかを明確化しておかないと、こちらが考えている定義と向こうが考えている定義が違う可能性がでてきます。それが原因でうーん、なんかなーといった反応をされていまいます。それを定義づけせず2年半過ごしてきました。

 

 

まるで屁理屈を言っているみたいですが、僕が思う論理的思考って屁理屈みたいなものなのかなと思います。「水筒飲もう」と言うと「え?水筒飲めなくね?どうやって飲むの?」と言われました。いやームカつきましたね笑

 

 

 

 

テメー。

次言ったらどうなるか分かってんだろうなー?

 

あと1回、あと1回だけ。な?いいだろ?

 

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でも論理的にはあっていると思います。

水筒は飲むものではなく、飲み物をいれるものです。

 

 

僕は論理的思考が弱いので、よく言われたことを鵜呑みにしてしまうことが多いです。

理由は深いところまで落とし込んでいないから良いように見せられるとすぐ食いついてしまうのだと思います。それだと取捨選択も出来ません。

 

 

だからよく「こっしーは騙されやすそう」と言われるのかもしれませんね笑

中学2年の時に中華街で栗2000円分を買わされたのを今でも思い出します。

騙されました。中学生の2000円といったら超大金なのに・・・

 

 

 

 

 

悔しい・・・

 

 

 

 

 

本は内容だけではなく、その人の書き方もとても勉強になりますね(^^)

 

 

 

 

 

 

最近本を鵜呑みにせずに読めるようになってきました。これから論理的思考をどんどん磨いて本にもツッコミ出来るくらいになりたいですね(^^)

 

 

 

では今日はこの辺で

 

こっしー