こっしーのドリーム図書館

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本の要約と感じたことを発信しています。

企画の作り方はこんなに簡単だった!!

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こんにちは。どうも越川です。

 

この世に生まれて早20年。

生まれて初めてマックのポテトが

揚げたてで食べれました。

 

越川:ポテトください

店員:かしこまりました。まもなく揚がりますので少々お待ちください。

越川:🙌🙌🙌

 

揚げたてっておいしい。

じゃあ今まで俺が食べてたポテトって・・・

 

 

・・・

 

 

まあそこは触れないでおきます笑

 

 

 

 

今日は新聞の日です!

今日の新聞記事は商品企画のプロセスの記事です。

 

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みなさんは企画書を書いたことはありますか?

そもそも企画って何?って思う方がいると思うので説明すると

企画とは目的達成、問題解決、の手段として行う手段です。

その設計図が企画書です。

 

 

これから社会人になればどんどん企画書を書くときが出てくると思います。

でもその企画書ってどうやって書けばいいんですかね?

 

 

では要約参りましょう!

商品企画を効率的に行うには、

 

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探索的調査

  ↓

コンセプトデザイン

  ↓

検証的調査

  ↓

企画書作成

 

という一連のプロセスが重要です。

 

 

多くの企業を調査した結果、プロセスを採用していない企業に比べて

成功の割合も高いという事実が明らかになっています。

 

 

探索的調査

 

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グループインタビューや

デプスインタビューなどの

「インタビュー法」

 

人々の行動パターンを見る

「観察法」

 

改善や創造をしている先端的なユーザーを見つけ

イデアを貰う

「リード・ユーザー法」

 

があります。

 

 

コンセプトデザイン

 

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先程の調査をもとにアイデアを発想する

「アイデア創出」

 

イデアをユーザーにとっての便益という形で表現する

「コンセプト開発」

 

それを具現化して試作品を作る

「プロダクトタイピング」

 

があります。

 

検証的調査

 

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商品コンセプト市場における可能性を検証する

「市場規模の確認」

 

競合・技術における優位制性を検証する

「競合・技術の確認」

 

商品コンセプトの顧客ニーズとの適合性を検証する

「顧客ニーズの確認」

 

があります。

実際にはアイデア創出の中で

イデアの選別やコンセプト開発における

テストなどの検証的調査が行われる場合も多いそうです。

 

 

このようなプロセスを経て試行錯誤の結果、企画書が完成します。

 

こうした商品企画のプロセスでの重要な点は3つあります。

 

 

1.時間とコストの管理の重要性

 

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試行錯誤するといっても、時間やコストは無制限ではありません。

段階別のスケジュールや予算を最初に立て、

その進捗状況を把握し、管理していくことが重要です。

 

時間がかかると競合商品が先に発売されてしまうリスクもあります。

 

2.早期の意思決定の重要性

 

 

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プロセスの後半になればなるほど

試作品の作成などのコストが多くかかる為

良くないアイデアや商品コンセプトは

早めに中止の判断をする必要があります。

 

ですが早期意思決定でいいアイデアを中止してしまう

可能性もあるので注意が必要です。

 

3.相互学習の重要性

 

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自分の出したアイデアや意見を絶対視せずに

互いの気付きやその状況を理解し

相互学習していくことが重要です。

 

いかに客観的な意見を出せるかが大事です。

実際に商品を購入するのは顧客なので、主観過ぎるアイデアだと

顧客にウケません。

 

以上の3点が商品企画におけるプロセスで重要な点です。

 

 

 

このプロセスを見て分かるのが

しっかりと調査しているから企画書が書けているなと感じます。

 

よく企画書が書けない。

まとまらないという人を見ますが

何がいけないのかを考えた時に

 

マーケティングをしていないから

 

だと思います。

企画書は始めに言った通り

目的達成や問題解決の手段を書いたものです。

 

ということは企画を通して解決したい問題や目的があれば

企画書は書けるのです。

要は相手の欲求をキャッチすればオファーを与えることが出来ます。

 

だから企画書を書くにはマーケティングが必要なのです。

 

 

おいおい越川。

マーケティングっていうけど何から始めるの?

探索的調査ってあるけど何から調査するの?

 

と思った方もいるのではないでしょうか。

 

 

一番最初にすることはターゲットを決めることです。

 

調査をする前に誰の問題を解決したいのかを決めないと

調査が出来ません。

 

資本主義社会は価値と価値の交換で成り立っています。

これはマルクス資本論で紹介されています。

 

商品の「交換価値」と「労働価値説」:マルクス「資本論」

 あるものの有用性が使用価値となる。われわれが考える社会形態の中では、商品の使用価値は同時に交換価値の素材的な担い手である。

 

つまり世の中にあるものは使用する価値にもなり

交換する価値にもなるという事です。

分かりやすいのがお金です。

 

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みなさんモノを買う時にはお金を使用しますね。

逆に売る時にはモノの対価としてお金を貰いますね。

 

もしお金がなくて物々交換の場合

魚と野菜の物々交換

どちらがどのくらいの価値なのか分かりませんよね?

 

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                               VS

 

 

 

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でもお金は100円、1000円、10000円など

モノに対して価値を付けることが出来ます

 

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つまりお金は価値の指標が分かりやすく記載されているから

お金が使われているのです。

 

 

話が逸れてしまいましたが

顧客に価値を提供してその対価を貰うのが資本主義社会の仕組みです。

 

なので顧客にどのような価値を与えるのかを

一番先に考えなくてはならないのです。

 

その設定の仕方は3つの要素で成り立ちます。

 

Y=やりたいこと

Y=やれること

J=需要のある事

 

です。

 

やりたいことは

まずどんな価値を世の中に提供したいのか

 

やりたくないことで価値を与えても長続きしないですよね。

ユニクロは服を売るという事がやりたかったから

今でも服を売り続けることが出来るのです。

 

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やれることは

やれることを考えないと実現性がありません。

どれだけやりたくても現実的に無理だったら価値を与えられません。

 

 

 

例えば今から携帯を販売したいと思っても

ドコモ、ソフトバンクAUに勝てますか?

全国各地に回線を張り巡らし

Appleなどの会社と契約を結ぶとなると

まあ厳しいですよね。

 

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需要のあることは

単純に需要が無いとどれだけいいサービスを作っても

利用してもらえません。

例えばロシアやフィンランドなどの

寒い国にクーラーや扇風機が売れますか?

ということです。

 

 

寒いのに余計寒くなりますよね笑

 

この3つを踏まえてターゲットを決めます。

例えばこの時期に服を海外に売るとしましょう。

 

やりたいこと:服を提供したい

やれること:これから冬のシーズンなので古着屋を暖かい服を安く買うことが出来る

需要のあること:寒い地域の人達は暖かい服が欲しいのではないか

 

ターゲット:寒い地域の貧困層

みたいな。

 

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まあ即興で考えたのでツッコミどころはあると思いますが

こんな感じでターゲットを策定しています。

 

この3つの考え方を知らないと

モチベーションがなく、

実現性が無く、

需要の無い、

サービスを提供してしまうことになってしまいます。

 

ここで決めたターゲットを踏まえて

ターゲットの調査(地域や競合など)

をしていくことが出来ます。

 

そして先程のプロセスを組んでいけば企画書を書くことが出来ます。

 

このようにパッと思いついたアイデアで押していくのではなく

しっかりとプロセスを明確にして

企画を立てていくことで

正しい顧客に正しい価値を与えることが出来るのです。

 

こう考えると案外企画を作ることも

そんなに難しくないんだなって思いますね。

 

 

そして睡眠チェック!!

 

 

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 前日との睡眠時間のギャップがあると

目覚め間もパフォーマンスも下がっています。

 

これも多くのデータを取って分かることだと思うので

続けていきたいと思います!

 

では今日はこの辺で

 

こっしー