こっしーのドリーム図書館

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本の要約と感じたことを発信しています。

直接戦わずして勝つ?そんな旨い話があるのか?

みなさんこんばんは。

最近コメダ珈琲館にどハマりしてしまった越川です。週4のペースで行っています笑

たっぷりアイスミルクコーヒーがまあ美味いんですよね。

 

 

 

それこそこのタイトルなみに・・・

 

 

 

 

 

 

 

・・・

 

 

 

 

 

 

越川君何か言ったかね?

 

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いいえ・・・何も言ってません汗 

 

 

 

 

オホン!

では気を取り直して笑

 

 

今日はミニストップの記事です。最近のコンビニ業界ではある革命がおきました。それはファミリーマートとサークルKサンクスの合併です。1万9千店舗のセブンイレブン、1万8千店舗のファミリーマート、1万3千店舗のローソン。この3つがコンビニの上位売上3店です。一方でミニストップは約2200店舗という現状です。これからミニストップはどのような戦略を立てていくのでしょうか?

 

 

 

では要約から参りましょう!

 

 

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ミニストップは創業当時から食に対するこだわりがとてもありました。特にファストフードに着目し、力を入れてきました。店内調理のフライドチキンやソフトクリームなどを販売してきました。

 

中でも氷スイーツの「ハロハロ」はミニストップの看板商品となるなど、独自の商品で顧客を掴んできました。ミニストップの宮下社長は「最後は規模の大きいところか特徴のある企業しか生き残れない」といっています。

 

 

 

 

 

しかし、ミニストップはここ最近業績が下がり、その原因として、ファストフードの売上が下がっていることが原因でした。主力商品の売上が下がるという事は一番まずいことです。これから規模で上位3社に勝つのは厳しい。だから独自色で勝つしかない。

 

 

ということで食材にこだわり、昨年から発売していたなめらかプリンパフェを増量し、10月から安納芋をふんだんに使い、ワッフルコーンには沖縄の塩を使い、甘さと塩身のバランスにこだわった安納芋ソフトを販売するなど、食に対するこだわりはどの企業にも負けない姿勢を見せています。

今後のミニストップの食に対する戦略が注目です!

 

 

 

 

コンビニは一見豊富な商品を置くことにフォーカスしがちですが、何かに特化した店という考え方もありだと思いませんか?今回のミニストップでいうとファストフードのように。

 

 

ミニストップは食に対するUSPが強いです。他の企業はチキン、肉まん、おでん、最近はドーナツを出す店が増えてきましたが、ミニストップのようなパフェや特殊なソフトクリームを出している店はありません。

 

 

USPとはユニーク・セリング・プロポジションの略で、独自の売り込み提案の事です。新しく出た企業や小さい企業は知名度がありません。なので他と圧倒的に違う独自の提案をしなくてはいけません。しかもここで重要なのが、ニーズがあるのかというところ。

 

 

 

例えば1時間1000円でうどん食べ放題の店があったとしましょう。他には無い独自の提案ですよね。でも1000円でうどんの食べ放題に需要があるのかという事です。今は丸亀製麺はなまるうどんなど安いうどんチェーン店が多いです。その店に行って1000円払えば相当な量を食べることが出来ます。

 

別にわざわざ1000円も払ってしかも時間に縛られる食べ放題に魅力を感じるかというと、少し違う気がします。しかもそこまでバリエーションが豊富でないうどんで食べ放題を展開するのは難しいと思います。更にうどん屋は長居するような場所ではないので、1時間という時間設定も微妙な気がします。かといって30分というのも短い。炭水化物が主食の料理が食べ放題ってきついですよね笑

 

 

 

 

ていうかそのサービスいる?

 

 

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となると独自の売り込み提案をしてもニーズに合わなかったら意味が無いのです。

今回のミニストップでいうと、コンビニに安納芋ソフトを導入して、果たしてニーズがあるのでしょうか。でもニッチな客に対してははまるかもしれませんね。ミニストップは規模で勝負しようとしていない。だからこそニッチな商品が効果的な気がします。

 

 

 

これがセブンイレブンで売っても、いつでもすぐ買えてしまうので、レア感が無い。でも店舗数が少ないミニストップだからこそ、レア感がでる。そんな気がします。

 

 

 

 

安納芋ソフト。やっとみつけたぞ・・・

 

 

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コンビニ業界は幅広い商品を扱っているため、商品一つ一つの質がそこまで求められません。というのもコンビニの価値はいつでもどこでも買えるという事。

 

 

しかしこれが高級料理店とかだと話は違う訳です。わざわざその店に行って料理を食べる。つまり“その店の料理”に価値を感じているのです。だからこそそのようなところはその道のプロフェッショナルでなくてはいけない。

 

 

 

 

コンビニは商品に価値を感じてきている人は少ないので、エキスパートでいいという事です。

 

プロフェッショナルとはある分野において常に完璧でその分野では誰に対しても価値を与えることができること。一方でエキスパートとはある分野において専門的な知識を持っていてターゲットに対して価値を与えることができること。

 

 

つまり豊富な商品を展開しているコンビニはプロフェッショナルではなく、エキスパートでいいという事です。

そして他と差を付けるにはわざわざプロフェッショナルにしなくてもいいのです。少しでも勝っていればいい。だからエキスパートでいい。

 

 

 

今回の例でいうと、ミニストップは他のコンビニに比べてファストフードにおいてエキスパートをとることが出来ています。その為、他の店に比べて専門性が高いです。更に独自で展開している商品は需要があるのでUSPも高いです。

 

 

このようにミニストップは他とは違う売り込みをすることで、直接戦わずして勝つような戦略を展開しています。

 

 

他は規模で戦っている。そいつらで潰し合ってくれればそれでいい。

 

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こういう戦い方もあるんですね~

 

 

このように変化球で攻めていくもの重要な戦略だと思うし、面白いですよね!

だから大手に比べて、ベンチャー企業のサービスはユニークなサービスが多いのでしょう!

 

 

では今日はこの辺で

 

こっしー