人は感情の生き物。だからこそ○○が必要。
こんにちは。
まず訂正があります。
昨日のブログでドトールコーヒーと新しく出た普通のコーヒーどちらを買いますか?
という文。
後者と書きましたが、前者です。笑
読んでいただいた方は疑問を抱いたと思います。ご迷惑おかけしました笑
ちなみにこれを指摘してくれた子がいました。本当にありがたいですね。
改めて発信することの重要性を感じます。
今回の本は「ホリエモン」こと堀江貴文さんの「99%の会社はいらない」という本です。
日本には約400万社会社がありますが、その99%・・・つまり約396万社がいらない・・・
えーーー???ってなりますよね。
僕もえーーー???ってなりました笑
堀江さんは一度逮捕されて、正直あまりいいイメージがありませんでした。でもどん底から復活して、あれだけ活躍されているのを見るとすごいなと普通に思ってしまいます。堀江さんの本を読むのは初めてだったのですが、とても面白かったです。では要約から参りましょう!
堀江さんがそもそも99%の会社がいらないという理由は、自分の時間を生きていれば会社という組織に頼らなくてもいい。つまり必要ないということです。堀江さんは現にHIUという塾のようなもので自分の事業を”お金を貰って手伝ってもらっている”そうです。堀江さん程の人だと、教わりたいという人がたくさんいるのでしょう。だからわざわざ会社を創らなくても仕事が出来るということ。
日本の社会人はみんな忙しい、忙しいというのですが、忙しいには2つのタイプがあるそうです。
1つ目はよく朝満員の電車でだるそうに会社へ向かう人。これはつまらない忙しさ。会社にいやいやと出社し、やりたくもない仕事をやらされている人。他人の時間を生きている人です。仕事にやりがいが無く、ただ仕事を”こなしているひと”
よく見ますよね
2つ目は堀江さんが言う楽しい忙しさ。この人は自分のやりたい仕事をしている人。
つまり
”楽しんで仕事をしている人”
堀江さんは数々の事業を展開しています。なので他の人よりも確実に仕事量は多いだろうし、忙しいはずです。でも彼は忙しく感じていないそうです。
なぜか。
・・・
自分の時間を生きているからです。
前者の場合はほとんどの社会人がそうでしょう。会社の古い拘束に縛られ、上司の目を気にして自分の意見を言えず、言われたことをただこなしていく人。そんな人の違いは簡単で挑戦しているかしていないかの差です。
なぜこのようになってしまったのか。
それは学校教育が問題で、協調性という言葉があるように、皆に合わせることが正しい。先生の意見を聞くことで成績が貰えるという仕組みになってしまったから。
別に学校が悪い訳では無いけど、時代背景によってそうなってしまった。それではイノベーションは生まれない。それを生む人は何かしら自分から行動している。ファーストペンギンという言葉があるように、誰かが行動しないと組織が動かない。主体性を持って行動できない。
主体性を持つにはまず”失敗を恐れず行動してみること”
常にそれを考えて行動する事が大事。ということが書いてありました。
しかし僕はこの本を読んでいて疑問点がありました。
それは人の感情マネジメントは必要ないということ。
確かに堀江さん自身、感情マネジメントは重要であると言っています。理由は人間は感情の生き物だから。
でも感情マネジメントは必要ない。というより面倒くさいということです。全員が別に好きなことをしていれば楽しいし、自らやるだろう。そもそもいくらマネジメントしてもその人がやろうと思わないと意味がないというのが堀江さんの考え。確かにそうかもしれません。
しかし好きなことが分からない人が世の中にはいます。僕も以前わかりませんでした。仕事において好きなものと、趣味に置いて好きなことは別な気がします。
更に好きな事だけで生きてきてしまうと、そこにしか目がいかなくなってしまう。僕は昔ゲームが好きでした。ゲームにめちゃめちゃはまりました。でも今はゲームをやりません。それはなぜか。3つあります。
1つ目はそのゲームに飽きたということ
どんなに面白いゲームでも必ず飽きが来ます。現にあれだけ流行っていたポケモンGOも利用者が減ってきている。それは飽きてきているからです。もちろんまだはまっている人もいます。いずれ飽きがくるでしょう。ずっと飽きずに出来るのはごく一部です。
2つ目は新しく好きなことができたこと
ゲームばかりやっていた僕ですが、始めた野球が好きになり、そしてドライブが好きになり、プレゼンが好きになり・・・といいたように新しい好きなことが出来てきたから元々好きだった優先順位が下がるということです。
3つ目はゲームをしていても意味がないと思ったから
ゲームをしている自分を考えた時に全く自分の中で生産性がなかったし、能力がついているような気がしませんでした。これを続けて自分は何になるんだろう。と思ったからです。
しかし堀江さんは飽きやすい性格と言っています。現にこの飽きは堀江さん自身主張しています。だからこそ常に好きなことをやる。しかしすべての人が飽きやすいといったらそれは違います。一つの物に集中している人がやっているものに飽きてしまったらどうすればいいのでしょうか?
僕はその答えが感情マネジメントだと思うのです。
人は感情の生き物です。だからこそ必要だと思います。
本の中では、これから人間がやりたくないことはロボットがやってくれるから人間は好きなことをやっていればいい時代が来ると書いていました。そんな世界が来たら素晴らしいと思います。確かに分かります。
でも好きな事=需要のある事とは限らないと思います。僕がゲームが好きだとして、僕のゲームをしている姿が果たして需要があるのでしょうか?と考えてしまいます。例えばYoutuber。彼らは好きなことを仕事にしています。でも今はやってられるけど、もしみんながそれをやり始めたら需要は間違いなく下がるような気がします。色々な選択肢が増えれば、新しい他の人が出てくるからです。
ヒカキンやはじめしゃちょーより面白い人が出てきたら確実に彼らの需要は無くなります。お笑い芸人と同じです。お笑いを好きでやっている人たちでも需要が無くなってしまうこともあります。つまり何が言いたいのかというと、感情マネジメントをして、その仕事を楽しくさせることの方が重要だと思いました。
そもそも僕はやってみないと好きかどうかも分からないし、楽しいかもわかりません。だからこそ自分と一緒にやろうと言ってくれた人や、自分のチームに来てくれたメンバーは何としても一緒に楽しんでやりたいし、仕事が好きになってほしいです。好きが入り口ではなく、やっていくうちに好きを見出せるようなことの方が重要だと思いました。だから感情のマネジメントが必要であると考えます。
そして僕はどうやらその感情マネジメントが好きらしいです。人と一緒に何かをする。宗教的になってしまうかもしれませんが、別にいいと思います。その人が楽しくて、しっかりと顧客に価値を提供して法を犯すことをしていないのであれば。
それは僕が感情マネジメントされたからこそ分かったことです。初めからそれなんて分かりませんでした。だからこそマネジメントをしてあげて、他の人の好きを見出してあげる必要があると思います。やりたいことが見つからない人に好きなことをやれと言われても何をしていいのか分からないのです。だから必要なんです。そう思います。
これは僕の考えている次元と堀江さんが考えている次元が違うから起きているのかもしれません。でもこの本を読んで僕はこれは違うと思いました。
最近本を読んでいて感じるのですが、本はめちゃめちゃ素晴らしいなと思います。だってその人の講演が聞けるのと同じなんですよ?したがって僕は堀江さんの講演を聞いたと同じ事になります。その人の考えをわざわざ会場に行かなくても自分で取捨選択出来、しかもその道を極めた人の考えを聞けるわけです。それが数百円から数千円で。笑
めちゃめちゃいいですよね。
もちろん読んだだけではいけません。それを自分に定着化させないといけません。それはこの本で堀江さんが口酸っぱく言っていました。
だからアウトプットが必要だと思います。
皆さんも是非色々な本を読んでみてください(^^)
そしてそこで学んだことを是非シェアしてほしいと思います。僕にも教えてほしいです!
ではそろそろ失礼します。
こっしー